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アプリ名を変更する

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Flutterのアプリ名を変更します。ユーザにとって最も目につく要素の一つです。アプリの目的や特徴を伝え、アプリを特定しやすくするのに役立ちます。

初期設定のアプリ名

初期設定のアプリ名は、新しいFlutterプロジェクトを作成する際に入力したプロジェクト名となります。 以下の画像は、アプリ名をtest_nameとして設定しています。

以下の画像は、test_nameとして設定された場合のアプリ名を表示しています。

Flutterアプリの新規作成は、こちらのFlutter アプリをビルドを参照ください。

iOSアプリ名の変更

iOSアプリの名前を変更するためには、ios/Runner/Info.plistファイルを開きます。

以下のように、<key>CFBundleDisplayName</key>の下にある<string></string>の中身を、新しいアプリ名に置き換えます。 以下の画像は、アプリ名をiOS appに変更しています。

アプリを再ビルド

最後に、アプリ名の変更を反映するためにアプリを再ビルドします。 ターミナルまたはコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行すると、変更した内容が反映されます。

flutter build ios

以下の画像から、アプリ名が変更されていることが確認できます。

Androidアプリ名の変更

Androidアプリの名前を変更するため、android/app/src/main/AndroidManifest.xmlファイルを開きます。

以下のように、 android:label=""""の中身を、新しいアプリ名に置き換えます。 以下の画像は、アプリ名をandroid appに変更しています。

アプリを再ビルド

最後に、アプリ名の変更を反映するためにアプリを再ビルドします。 ターミナルまたはコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行すると、変更した内容が反映されます。

flutter build apk

以下の画像から、アプリ名が変更されていることが確認できます。

注意点

ホームアイコンの下に表示されるタイトルについて、表示領域の都合上、文字数制限があります。 長すぎるタイトルは省略されるため、サービス名やアプリ名が長すぎて入らない場合は略称にしたり工夫しましょう。

以下の画像は、iOSアプリ名を長文した場合です。

以下の画像は、Androidアプリ名を長文した場合です。

その他の注意点は、参照リンクにも記載例があるので、ご参照ください。

文字数制限

ホームアイコンの下に表示されるアプリ名には文字数制限があります。 例えば、iOSでは30文字以内、Androidでは半角30文字(全角15文字)以内が推奨されています。

適切な長さに調整する際の注意点として、アプリ名が短すぎると目立たず、長すぎると省略される可能性があります。ユーザーにアプリの特徴や目的を伝えるために、シンプルで覚えやすい表現を心がけましょう。

参照:App Store_印象に残るApp名、サブタイトル、および説明

参照:Google Play Console ヘルプ_メタデータ

まとめ

アプリのブランディングや特定性向上に役立つ重要なステップです。適切なアプリ名を選び、ユーザーにアプリの魅力を伝えるのに役立ちます。 シンプルで覚えやすく、表記しやすく、機能がわかるように設定してください。

参照リンク