CI/CDを導入することで、人がやるべき本来の仕事に集中し取り組めるようになります。
JenkinsをはじめとするCI/CDが日々の煩雑な業務に秩序をもたらし継続的な運用が実現します。
Jenkins導入の利点は次のとおりです。
・オープンソースであり、無料で使用できる
・複数のOS(Windows / macOS / Linux)に対応
・1800以上のプラグインがあり、機能を拡張できる
・日本語のサポート
・自動化により、時間とコストを節約できる
・ログを証跡として残せる: 誰がどのような操作を行ったのかを結果とともに残せます
Jenkinsによって実行されたジョブのログはすべてJenkins上で閲覧できます。失敗時には、メールやチャットツールに送信できます。エラーや不具合をいち早く察知でき、原因もログからすぐに追えます。
Jenkinsの欠点は次のとおりです。
・ビルドプロセスの定義と管理が複雑になることがある
・セキュリティの知識が必要
・定期的なアップデートが必要
Jenkinsはコマンドを実行できる環境をWeb上に設置することに他なりません。セキュリティに関する知識や定期的なアップデートは必須と言えます。
Jenkinsの活用例は次のようになります。
Webシステムに対して定期的にリクエストを送ることで、システムが正常であることを確認できます。その際の、ログはすべて証跡として保管することができ、リクエストのスパンやログの保管期間も設定できます。
Webサイトのソースコードをサーバー上にアップロードしたり、ビルドしたりといった作業は、緊張感を伴い、ミスが発生しやすいです。このような作業を自動化することで業務効率化を図りましょう。
Jenkinsはウェブフック機能も提供しています。これによって、Gitにプッシュしたタイミングで、ソースコードに対して自動的にテストに掛けることが可能です。