n次元は、お陰様で2年ともうすぐで半年が経とうとしています。
何ビジネスや経営を始められる人、将来やろうと思っている人に、なにか役に立つことがあればよいと思い、記録に残しておきます。
騙されまくった
ちょっと話変わるんですけど、ぼくは、大学の1年生のころからすでにレールを外れることを意識して行動してきました。
起業するということに対してのマイナスイメージは、今、限りなくゼロに近いです。正直、いろいろと騙されてきましたし、社会の人は、稼ぐためだったり、生きるためだったら平気で嘘をつくということもよくわかりました。
騙すのが悪いとか、騙されるのがばかとかいう人がいますが、それは、完全に守られているひとの意見だと僕は思います。普通、大企業にいると、受付があり、侵入しようとすると物理的にセキュリティに止められます。内部はどうなっているかというと、上司が堅物だったり、弁護士が顧問として雇われていて多方面から社員を守るための仕組みがあります。
大学もしかり、授業や部活動をまじめにやっていたら、そういうことに騙されている暇はないでしょう。「勉強が忙しいので無理です」で終わりです。
それで、そういう守られているレールを外れるべく出たわけですから、簡単にいうと、サバンナに裸で外に出た感覚でしょう。
そうしたら、ハイエナやチーターみたいなのでいっぱいでした。
あ、でも、あんまり、騙されても気にしないこと。
勉強できたな。それで終わりです。
そして、得られたもの
起業してからは、ときに騙され、ときに揉まれながら、まず、どういうものが信頼できて、どういうものが信頼できないのかを体当たりであたって、身を固めるように動いてきました。
起業家として、精一杯ジャンプができるように、地盤を固めてきましたわけです。上に述べたような技術はとうぜん駆使しつつ。リアルの人脈という上でも有害なものはすべてシャットアウトするようにしてきました。
ここで得たものは、ずばり、「安定」です。社長業をやりながら、まさか、ほとんどサラリーマンと同じような生活をしつつ、リスクなしで生活できるとは思いませんでした。
病気や怪我は、サラリーマンと同じで、生命保険でどうにでもなります。会社の経営に関わる様々な経費や稼げばよい。仕事は、求めればいくらでもあるという地盤を固めることができました。
しかし、ほんとうに、中間管理職のサラリーマンのような仕事ぶりになっているということを徐々に気づいたのです。
n次元という会社は、少人数でやっているけど、仕事ぶりは非常にまじめで、当たり前を当たり前にできる企業のような見せ方ができるように試みてきました。
この発想自体は、間違っていないし、正直、とうぜんといえばとうぜん。
鬱にはなりたくなかった
そして、ついにある日気づきました。
「これ、めっちゃ詰まらない人生だわ!!」
受託開発で2年間やってきて、当たり前のように毎年黒字がでて、税理士からも「優秀ですね!」と毎月のように褒められる。
だけど、なんかモヤモヤした2年間でした。
「ぼくは、なんのために起業したんだろう?」と。
事業面ではうまくいっているのに、
足りないものってなんだろう。
毎日、頭痛がするし、
毎日、吐きそうになるし、
正直、病院にいったら負けだと思ったけど、
鬱になりかけていたと思います。
家族で鬱になった人がいるのでわかるのですが、
鬱になって病院に通うと人が変わったようになります。
あういう風には、なりたくなかった。
マインドの整理は大事!!
それで、自分のマインドを整理することにしました。
こういうブログを始めたのもおんなじ。
一人の時間や、Twitterやネットニュースではなくて、
本を読む時間を極力作るようにしました。
極力、画面から離れてアナログ的な時間を
持つようにしました。
家族や上司や部下のいる人は、
一人になる時間を極力作るようにするとよいと思います。
これ、本当に大事っ!!
そして、わかったこと
「ぼくは、会社という自分の子供のためにそうとう尽くしてきたけど、
ぼく自身のためにはなにもしてこなかった。」
ぼくのつくった会社は、勉強は毎日できる環境だし、集中できる環境を作ることはできました。基本的に最新の iPhone は手に入れるようにしているし、イスや机も岡村製作所のものを入れています。作業する環境として、最高のものだとおもいます。
だけど、ほんとうにやりたいことが100%の力でできているかと言われたら、正直、わからなかったのです。希望のためにできていない感じがすると本当に、人間はだめになる。ちょっとn次元らしくなかった。
例えば、税理士さんに毎回褒められるような、優秀な経営だけが自分の頭を覆い尽くしていたのかもしれません。n次元らしくない。もっと、活気のでる会社にしていこう。
まずは、僕から。
それで、決めたこと
n次元は、受託開発から徐々に距離を置く。
そして、ぼくがほんとうにやりたいことをやる。
年商1千万以上は、正直、簡単に達成しました。
でも、その上の桁を目指すには、ブレイクスルーが必要だということもわかりました。
日本での受託開発って、村社会だから、
グローバル化の並に揉まれてる感は正直ないんだけど、
このままいくと10年後20年後はやばいと思います。
いまお付き合いのある会社に絞って、
お手伝いする程度で基本的に、
受託開発じゃない体(てい)でいこうとおもいます。
次のステップへ
稼ごうと思ったら、いつでも稼げるようになった。
次のステップへ踏み出す時だ。
この記事を読んだあとに
- 書いた人のツイッター – Follow me!
- 『売上を3年連続20%成長させた18の秘訣』
- 運営しているアクションゲーム