Cocos2d-xでAndroidアプリのとっても便利なインストール法

by ysawa

Cocos2d-x での Android デバッグは、ビルド時間が長いので、億劫になりますね。
なので、できる限り Xcode で iOS アプリを開発して、
完成度が高まってから Android アプリを確認したほうがよいです。

普通のビルド

Cocos2d-x で Android アプリをビルドする際のやり方は、
皆さん、このようにやっているかと思います。

cocos compile -p android

これだと、前の保存したデータが全部消えて、初期イントール時になってしまいます。

前から、不便だなと思っていました。

特に、アップデートしたときにクラッシュしないかなどの
確認がとってもしにくいと悩んでおりました。

上書きビルド

そこで、オススメしたいのが、上書きインストールです。

上書きインストールは、アプリの本体のみを上書きする方法です。
これで、セーブデータを消さずにインストールすることができます。

cocos compile -p android && adb install -r bin/debug/android/{PROJECT_NAME}-debug.apk

これだけなので、上書きインストールは簡単です。

ちなみに、adbとは、
Android SDK についてくるコマンドです。
他でもadb使いこなせるようになにかと楽ですよ。

Jumper はまだまだ、 Android ユーザの比率が少ないので、
きちーっとメンテナンスしていかないといけませんね。

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ysawa

エヌ次元株式会社代表取締役
東京工業大学工学部計算工学専攻卒業
符号理論の応用に関する研究
在学中よりフリーランスエンジニアとして活動
「持続可能な設計」を得意領域とする
会社設立後も設計からアプリ制作や
Webサイトのコーディングまでを幅広く担当
セキュリティスペシャリスト

 このブログについて

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ちょっと異端的なものも含まれているかもしれません。